妊婦は鉄分が不足すると、赤ちゃんの発育不良や難産などの出産のトラブルのリスクが高まります。

妊婦の鉄分摂取におすすめの食べ物

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妊娠していない、一般成人女性の1日に必要な鉄分量は約5.5mgですが、妊婦は1日に16.5mgの鉄分が必要になります。

通常の3倍もの鉄分を摂取しなければならないのですから、鉄分の多い食品を意識的に食事に取り入れていかなければなりません。

鉄分の多い食材で代表的なものが、レバー。鶏レバーには40gで鉄分が約3.6mg、豚レバーには50gで約6.5mgとかなり多い量の鉄分が含まれています。

しかし、鉄分が多いからといって毎日レバーを食べるのはNG。レバーにはビタミンAも多く含まれているのですが、このビタミンA は脂溶性で油に溶けるため排出されにくく、過剰摂取すると体内に蓄えられてしまいます。

妊娠中にビタミンAを摂りすぎると、赤ちゃんに奇形などの異常が発生するリスクも高まってしまうのです。妊娠中は、レバーは週に1日を目安に食事に取りれるようにしましょう。

また、枝豆、サラダ菜、小松菜、唐辛子、パセリなど鉄分が多く含まれている野菜はたくさん食べても太る心配がないので、毎日の食事に活用しやすいですね。

妊婦は、鉄分補給を妨げる成分に注意!

せっかく鉄分の多い食品をメニューに取り入れても、鉄分補給を妨げる成分を一緒に摂ってしまうと、意味がありません。

鉄分補給を妨げる成分とはタンニン。タンニンとは緑茶やコーヒー、紅茶に含まれる渋み成分で、タンニンは鉄と結合して鉄分の吸収を妨げてしまいます。

しかし、食事と一緒に摂らなければ1日に1~2杯程度の緑茶やコーヒー、紅茶は飲んでも特に問題はありません。鉄分を補給する食事よりも1時間以上、時間をあけるようにしましょう。